空は青く

☆山吹きの乱
The Kitadewa Tyaritabi Story

どーでもいい話しだが、私(湊奉行氏)はバイトにあけくれていた。
平日は予備校。休日はバイト。この単調な生活が一月ほど続いた。

「いやー。山でもいきたいな・・・・・」
こう思った、私は8月分給料の5分の2をはたいてデジカメを買った。
準備は万端。しかし行く予定日が決まらない・・・
よーく考えてみると9月20日は敬老の日ではないか。
学校もバイトもない。

しかし、重大な問題が発生した。
「一緒に行く相手がいない・・・・・」
副部長もクリも高校生。勉強で忙しいとよ。
結局、暇なのは自分だけ。
そんなとき、ふと脳裏に総裁(りべろ氏)の顔が浮かんだ。
奴を誘うしかないだろう・・・私は策を凝らして勧誘に力を入れた。

「はっ。その日オレの誕生日だよ。」

ほぉ。祝ってやりますよ。(山の中で・・・w)
とりあえず総裁と一緒に行くことになった。

総裁に目的地を問いただされた私は、
「ミステリーツアー」と偽ってごまかした。
ま、その当時私の頭に「上小阿仁」の四文字は浮かんでいなかったのだが。

2004年9月20日午前3時38分。
私は自宅を出発して、総裁の自宅の土崎へと向かった。
土崎駅前には4時01分に着いた。
そのまま、旧国道、国道7号線を経由して、
昭和町乱橋に着いたときには空も朝焼け気味だった。
そのまま、飯田川町の旧道を経由して国道285号線に入った。

そんなとき、りべろ氏の空腹度&疲労度はマックスに達していた。
かなり険しい顔をして、発狂しはじめた・・・

しかっし、五城目町にコンビニなんてあったかな・・・と考えると。

「ゴージャス(ジャスコ五城目店)があった・・・!」
確かに看板には24時間営業と書かれてあった。
総裁はジャスコが見え始めるとスピードを上昇させた。

総裁2

納豆巻きをほおばる総裁(ゴージャスにて)

総裁は納豆巻きを買った。
体力を回復した総裁と私は勢いで国道285号線を北上した。


滑多羅温泉

蛇行を繰り返す「五城目街道」(五城目町脇村)

五城目町最奥の「滑多羅温泉」に着いたときは、
二人とも意気消沈であった。

滑多羅温泉

県内でも有名な秘湯「滑多羅」(五城目町滑多羅)

これから国道285号線最大の難所「秋田峠」に挑むのである。
靄が架かる出羽丘陵の山並みを見つめながら、
ゆっくりと手押しで坂を登った。
五城目トンネルの手前に差し掛かるとある石碑を発見した。

石碑

国道285号線郡境らへん(秋田県五城目トンネル手前)

いまや、バイパスと化した国道285号線。
猛スピードで通過する車やトラックはこの石碑を、
目にすることはないだろう・・・・
この峠道は何回も手入れがされており、
かつての名残りでもある、旧道が多数残っている。
北秋田郡と南秋田郡をつなぐ最短ルートとしての期待や
周辺住民の喜びがこの石碑にあらわれているようだ。

出羽丘陵

山はほんとに青い(五城目町)

五城目トンネルを過ぎて、秋田峠トンネルについた頃には、
かなり寒かった。7時をまわっていたであろうか。
このトンネルを過ぎると「上小阿仁村」

さらに標高は高まり上小阿仁トンネルを過ぎた。
ここからかなりの下り坂に入る。
上小阿仁トンネルの出口にかつての旧道でもある、
「三沢橋」を発見した。
下にはボダラ沢という川が流れている。
この三沢橋の上にはじめて立った。
車で通るたびに心に残っていた。
この橋を見ると「あぁ上小阿仁だな・・・」なんて。
実際、この橋は見た目よりも重かった。
ボダラ沢の流れと、となりのバイパスを走る車騒音の、
関係が儚さを一層、深くさせる。

話は戻り、3年前に完成した南沢トンネルを過ぎると
下に「朧沢(おぼろざわ)」という川が流れていた。
小阿仁川の支流であろう。

さらに我々は北上した。

大林自由市場

大林自由市場(上小阿仁村大林)

途中、野菜を売っている直売所があった。
しかも野菜はすべて100円。
その名も「お天道様の直売所」だそうだ。

8時40分に上小阿仁村中心部(小沢田)についた。
道の駅「かみこあに」に到着すると、
異様に総裁の機嫌が悪い。

「いったい何のためにここまで来たのか。」

「山吹きまんじゅうを買うため」
しばし問答が続いた。
と、いうのか目的がないのがチャリ旅である。
ま、いわゆれば自己満足って奴でしょうか・・・・w

総裁は突然、三時間で市内に戻ると言った。
無謀でしょ。
事実、小沢田→沖田面→南沢間は想像を絶する速さで南下した。
しかし、総裁のチャリが南沢でパンクした。

これから山越えだっていうのに・・・・・
道があるから歩けば帰れるけど・・・・・
秋田峠を歩いて帰るのか・・・・・秋田市まで。
まさに絶望だった。
いったいほんとに帰れるのか・・・・涙


(皆様もお思いの事かと存じますが、話が妙なところで終わっています。これはチャリ旅ページ代々のやり方です。これからおもしろいというところで話をぶっつり切ってしまう・・・私はなんと意地の悪い人なのでしょうか・・・w)



チャリ旅オンライン

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